前歯の歯茎が少し下がってきて気になるのですが?
年齢とともに歯茎は下がってきやすくなります。ほっぺた側の歯茎や骨の厚みが加齢現象で薄くなることが報告されています。
対処法はありますか?
歯茎の下がった量が少なく気にならない場合は、そのままでもよいと思いますが、歯茎の下がった量が多くなってしまった場合は、歯茎を回復させる歯茎の再生治療(結合組織移植術)などをしたほうが良い場合もあります。
歯茎を下がらないようにする予防法はありますか?
歯ブラシの強さ、磨く力、時間などに気を付けることが大切です。
また、歯茎の再生治療(結合組織移植術)で歯茎の厚みを増やすことで、歯茎が下がりにくくなります。
歯茎の再生治療(結合組織移植術)ってどういうことですか?
歯茎の厚みといってもわかりにくいと思いますので、下のお写真をご覧ください。2枚の上の方のお写真の歯茎は1ミリほど歯茎が下がってしまっています。
下のお写真では、歯茎の位置を下のほうに移動したうえで歯茎の厚みを増しています。

前歯の歯ぐきが数ミリ下がってきて歯の根っこが少し露出してしまっています.
この状態はまだ初期の段階ですので、下がったしまった歯ぐきをしっかりと回復させる事ができると期待できます.

~歯茎の再生治療の注意~
お写真を見ていただいてわかるように回復した歯茎が剥がれてしまっているということはありません。しっかりと厚くて丈夫な歯茎が出来上がってきています。
歯茎の再生治療は保険外診療となります。当院では、歯茎の再生治療1~3本で7万7千円(税込)かかります。
歯茎が下がって歯の根っ子が露出しています。このケースのように歯茎の炎症がなく、歯と歯の間の骨が吸収していないケースに関しては、露出した歯の根っこを覆えることが報告されています。
リスク
外科的な治療ですので、治療後に糸でしっかりと縫う必要があります。尖ったものが刺さってしまったりして歯茎が開くと出血してしまうリスクがあります。
歯茎の再生治療は、歯周病の進行具合や感染の状況によって回復できる歯茎の位置が変わります。ご希望の位置まで歯茎が必ず回復する治療ではありません。
下がった歯ぐきが回復してきています.特に八重歯の歯ぐきがしっかりともとの歯ぐきの位置まで回復しました.
歯ぐきの厚みもありますので今後歯ぎしりの予防、歯ブラシの確認をしながらメンテナンスを行います.
歯茎が下がったときの治療のページ
本日のブログまとめ
前歯の歯茎が少し下がってきてしまい、見た目が気になっている方は多くいらっしゃいます。
実は、歯茎が下がる現象は、年齢とともに起こりやすくなることが知られています。加齢によって歯茎や歯を支えている骨が徐々に薄くなるため、特に頬側(ほっぺた側)の歯茎が後退しやすくなります。これが原因で歯が長く見えたり、歯の根元が露出したりして見た目が気になることがあります。
では、歯茎が下がってしまった場合の対処法はあるのでしょうか?
歯茎の後退がごくわずかで、見た目もあまり気にならないという場合は、特に治療を行わずに経過を観察しても問題ないでしょう。ただし、歯茎がかなり下がってしまい、歯の根元が目立つようになったり、冷たいものがしみたりといった症状がある場合には、歯茎を回復させる「歯茎の再生治療」を検討することがおすすめです。
歯茎の再生治療(結合組織移植術)とは、自分自身のお口の中の健康な歯茎の一部を移植して、下がった歯茎の位置や厚みを回復させる治療法です。この治療により見た目の改善はもちろん、歯がしみるなどの不快症状も軽減できることがあります。
神田ふくしま歯科では、経験豊富なドクターが無料でカウンセリングを行っておりますので、「歯茎の下がりが気になる」という方はお気軽にご相談ください。
無料カウンセリングお問い合わせ
神田ふくしま歯科
東京都千代田区神田鍛冶町3−2−6F スターバックス上
JR神田駅北口より徒歩1分
03−3251−3921
0120−25−1839
~歯茎の再生治療の注意~
お写真を見ていただいてわかるように回復した歯茎が剥がれてしまっているということはありません。しっかりと厚くて丈夫な歯茎が出来上がってきています。
歯茎の再生治療は保険外診療となります。当院では、歯茎の再生治療1~3本で7万7千円(税込)かかります。
歯茎が下がって歯の根っ子が露出しています。このケースのように歯茎の炎症がなく、歯と歯の間の骨が吸収していないケースに関しては、露出した歯の根っこを覆えることが報告されています。
リスク
外科的な治療ですので、治療後に糸でしっかりと縫う必要があります。尖ったものが刺さってしまったりして歯茎が開くと出血してしまうリスクがあります。
歯茎の再生治療は、歯周病の進行具合や感染の状況によって回復できる歯茎の位置が変わります。ご希望の位置まで歯茎が必ず回復する治療ではありません。
前歯の歯茎下がりに関するFAQ
Q1. 前歯の歯茎が少し下がってきて気になります。なぜですか?
A. 年齢とともに歯茎や骨は薄くなりやすく、特にほっぺた側の歯茎や骨は加齢現象で厚みが減少することが報告されています。そのため、歯茎が下がりやすくなります。
Q2. 歯茎が下がったとき、治療は必要ですか?
A. 下がり方が少なく気にならない場合は、そのままでも問題ありません。
しかし、歯茎が大きく下がり歯の根が見えてしまうような場合は、**歯茎の再生治療(結合組織移植術)**などで歯茎を回復させることをおすすめします。
Q3. 歯茎が下がらないように予防する方法はありますか?
A. はい。以下の点に注意すると予防につながります。
-
歯ブラシの強さ・力加減・磨く時間に気をつける
-
歯茎の再生治療で歯茎の厚みを増やすことで、下がりにくい状態を作る
Q4. 歯茎の再生治療(結合組織移植術)とはどんな治療ですか?
A. ご自身の口の中の健康な組織を使って、歯茎の薄い部分に移植する治療です。
歯茎の厚みを増すことで、見た目が自然に整うだけでなく、今後の歯茎の後退を予防する効果も期待できます。
Q5. 治療後の見た目はどう変わりますか?
A. 例えば、治療前は歯茎が1mmほど下がり歯の根が少し露出していた場合でも、治療後は歯茎の位置を回復させて厚みを持たせることで、歯の根を覆い自然な歯茎の形になります。
📍 まとめ
前歯の歯茎下がりは加齢や生活習慣によって起こりやすいものですが、歯茎の再生治療で改善・予防が可能です。見た目と健康の両面から、早めにご相談いただくことをおすすめします。