歯茎が下がってしまった場合の差し歯の治療の紹介

歯茎が下がってしまった時の差し歯の審美歯科治療って何?

 

差し歯の歯茎が下がってしまった時に、歯の長さをそろえるには、差し歯を交換するだけでは、うまくいきません。

 

こんな時は、審美歯科治療では、差し歯の交換と合わせて歯茎の再生(結合組織移植術)を行います。

 

歯茎の再生治療って聞いたことありませんが?

 

近年、歯周形成外科という方法が顕微鏡や拡大鏡の普及によって、一般的な治療となりました。歯茎の再生治療も歯茎を回復させる術式が改良されてよくなったために、審美い歯科ではよく使用されるようになってきています。

 

イメージがわきませんが、どういうことですか?

 

下の2枚のお写真の上のお写真をごらんください。左側の犬歯が長く見えるのがわかりますか?これは、歯茎が下がってしまった犬歯に差し歯のブリッジを入れたために長い歯になっています。

 

下のお写真は、仮歯の治療中に八重歯の歯茎の再生治療を行った状態です。歯茎の位置が下に移動して、歯の長さが短くなったのがわかるかと思います。

 

この方法を歯茎の再生治療といっています。

歯茎が下がってしまった位置に合わせて治した差し歯の治療


歯茎が下がってしまったため、歯の長さが左右で異なります.

歯ぐきの再生治療を行ってから差し歯の仮歯を修正した状態。仮歯を利用して歯の大きさ形を整えていきます.

 

歯ぐきの再生は画面左のみを行っています.左右の長さをそろえるように歯茎の位置をそろえています.

 

歯茎が下がったときの治療のページ

 

そうはいっても、自分の差し歯にはできるのでしょうか?

 

歯茎の再生治療は、歯周病で骨がなくなってしまった場合は、回復が限定的なものとなります。一度ご相談になられるのが良いと思います。

 

無料カウンセリングお問い合わせ

神田ふくしま歯科

東京都千代田区神田鍛冶町3−2−6F スターバックス上

JR神田駅北口より徒歩1分 (東京駅の隣の駅です。)

0120−25−1839

03-3251-3921


~歯茎の再生治療と審美歯科治療の注意~

 

 

 

歯茎の再生治療や審美歯科治療は保険外診療となります。当院では、歯茎の再生治療1~3本で7万7千円(税込み)です。また、オールセラミック の種類によって当院では1本6万6千円(税込み)~16万5千円(税込み)のセラミックを選んでいただいております。

 

歯茎が下がって歯の根っ子が露出しているようなケースのうち、歯茎の炎症がなく、歯と歯の間の骨が吸収していないケースに関しては、露出した歯の根っこを覆えることが報告されています。

 

 

歯茎の再生治療のリスク

 

外科的な治療ですので、治療後に糸でしっかりと縫う必要があります。尖ったものが刺さってしまったりして歯茎が開くと出血してしまうリスクがあります。

 

歯茎の再生治療は、歯周病の進行具合や感染の状況によって回復できる歯茎の位置が変わります。ご希望の位置まで歯茎が必ず回復する治療ではありません。

 

審美歯科のリスク

 

 

審美歯科で歯並びを治す場合のリスクとしては、歯の神経を取らないとしみてしまったり、お痛みが出てしまう場合があります。また、オールセラミック の色合いはかなり天然の歯に近いものになりますが、完全に同じものではありません。