歯茎が黒くてお困りの場合は原因を確認する必要があります.

歯茎の黒いのを気にしていますか?

 

歯茎が黒いからと言ってすべてが歯周病と言うわけではありません.

 歯周病の歯茎がうっ血して黒くなることがありますが、歯茎が黒くなる原因はいろいろあります。

 

歯の周囲が黒い歯茎の場合、まず神経のある歯なのか確認しましょう。

 

神経の無い歯の根っこが変色してしまっていて、歯茎を通して黒く見えてしまう場合があります.こういったケースでは、セラミックなどを治しても歯茎の上の方まで黒くなってしまっているため効果がありません.歯の根っこの内部を消毒してもあまり変化は無いでしょう。

 

神経のない歯の歯茎が黒い場合って、どんな感じですか?

 

下のお写真をご覧ください。神経を取った歯の差し歯の歯茎がくろくなってしまっています。こういった場合は、歯茎の厚みを増す事で歯の根っこの色が透けて見えないようにする事ができます.

 

 歯茎の厚みを増すってどういうこと?

 

歯茎の厚みを増すには、歯茎の再生治療(結合組織移植術)という方法が有効です。

お写真の方の場合は歯茎の厚みが問題ですので、歯茎の移植や歯ぐきの再生治療を行う事で歯茎の厚みを増して歯茎の黒ずみを消します.

 

歯茎が黒い場合の治療ページ


~歯茎の黒ずみの治療の注意~

 

歯茎の再生治療で、歯茎の黒くなってしまっている歯茎をきれいな歯茎と入れ替えます。

 

歯茎の再生治療は保険外診療となります。当院では、歯茎の再生治療1~3本で7万7千円(税込み)かかります。合わせて、審美歯科治療でオールセラミック 治療を行う場合は別途料金がかかります。

 

 

リスク

 

外科的な治療ですので、治療後に糸でしっかりと縫う必要があります。尖ったものが刺さってしまったりして歯茎が開くと出血してしまうリスクがあります。

 

歯茎の再生治療は、歯周病の進行具合や感染の状況によって回復できる歯茎の位置が変わります。ご希望の位置まで歯茎が必ず回復する治療ではありません。