歯茎が下がってきた。。大丈夫?
とお考えになられている方もいらしゃるのではないでしょうか。差し歯の歯茎が下がって見た目が悪いという審美的な問題を気にされる方もいらっしゃいますが,それよりも歯茎が下がり続けて歯が抜けてしまわないのか心配される方の方が多いように感じます。
私の経験的には、歯茎が少し下がった程度では歯が抜けてしまう心配までしなくてよいと思います.ただ、歯茎の下がりが歯茎の粘膜と言って血管が透けて見える部分に達するまで下がってしまった場合は要注意だと思います.
歯茎が下がってしまうと、歯周病のリスクが高まってしまうからです.
歯茎の粘膜に達するまで歯茎の下がった状態

お写真の前歯の歯茎が下がっている部分ですが,よく見て頂くと血管が透けて見える粘膜と言われている赤い歯茎の所まで歯茎が下がってしまっているのがわかるかと思います.
正常な場合の歯茎は、歯と接する部分の歯茎は角化歯肉と言われており少し白っぽく見える動かない歯茎で接しております.
歯茎の下がりが進行してこの角化歯肉を超えて粘膜の部分まで歯茎が下がってしまうと歯周病のリスクが高まります.歯ブラシをする事が難しくなる事とものがくっつきやすくなる事が原因で歯周病になりやすくなってしまいます.また、粘膜は傷つきやすいためさらに下がってしまう可能性が高くなります.
歯茎が下がったときの治療に関しましては下記のリンクページに詳しい内容を記載させて頂いております.ご興味のある方はクリックしてご覧ください.
歯茎が下がったときの治療のページ
また、歯茎が下がって治療をご希望の方は無料カウンセリングを行っておりますのでご利用ください.無料カウンセリングにて治療方法のご説明、お見積もりのお渡しをいたします.
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神田ふくしま歯科
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本日のブログまとめ
鏡を見て、ふと気になったことはありませんか?「最近、歯茎が少し浮いてきたような気がする…」と。
特に差し歯の周囲で歯茎が浮いてしまい、見た目が気になってしまう方も少なくありません。また、中には「このまま歯が抜けてしまったらどうしよう」と不安を感じる方もいらっしゃいます。
しかし、ご安心ください。神田ふくしま歯科の経験豊富なドクターの話では、「歯茎が少し浮いた程度で歯が抜ける心配はほとんどありません」とのことです。ただし、歯茎が「粘膜」と呼ばれる赤みを帯びた血管が透けて見える部分にまで下がってしまった場合は注意が必要です。
歯茎が下がると、歯周病になるリスクが高まります。実は歯茎には、健康的な「角化歯肉」と呼ばれる、白っぽくて丈夫な部分があります。この角化歯肉がしっかり歯に接していることが理想的なのですが、歯茎が下がり、赤く柔らかい粘膜部分まで露出すると、いくつかの問題が生じます。
たとえば、粘膜部分はとてもデリケートなため、歯ブラシが触れると痛みや違和感を感じ、丁寧な清掃が難しくなります。その結果、食べ物や汚れが溜まりやすくなり、細菌が繁殖しやすい環境となってしまいます。また、粘膜は傷つきやすいため、さらに歯茎が下がるという悪循環に陥りやすくなります。
これらのリスクから歯茎の健康を守るためには、早めの適切なケアと正しい歯磨きが非常に重要です。神田ふくしま歯科では、歯茎の状態が気になった方のために、経験豊富なドクターが無料カウンセリングを行っています。
少しでも気になることがあれば、一人で悩まずに、ぜひ一度ご相談ください。あなたの健康な笑顔を守るお手伝いをさせていただきます。
~歯茎の再生治療の注意~
お写真を見ていただいてわかるように回復した歯茎が剥がれてしまっているということはありません。しっかりと厚くて丈夫な歯茎が出来上がってきています。
歯茎の再生治療は保険外診療となります。当院では、歯茎の再生治療1~3本で7万7千円(税込み)かかります。
歯茎が下がって歯の根っ子が露出しています。このケースのように歯茎の炎症がなく、歯と歯の間の骨が吸収していないケースに関しては、露出した歯の根っこを覆えることが報告されています。
リスク
外科的な治療ですので、治療後に糸でしっかりと縫う必要があります。尖ったものが刺さってしまったりして歯茎が開くと出血してしまうリスクがあります。
歯茎の再生治療は、歯周病の進行具合や感染の状況によって回復できる歯茎の位置が変わります。ご希望の位置まで歯茎が必ず回復する治療ではありません。