矯正治療をする前に歯周病や歯茎の確認は済んでいますか?
歯茎が下がってしまっていても矯正治療をして大丈夫かというご質問をいただくことが良くあります。
成人の方の場合、歯並びの悪いところの歯茎が下がってしまっていることが良くありますし、通常の矯正専門医の先生はこの質問にしっかりとした経験にもとずいた回答をできないでしょうから、わかりやすくご説明いたします。
歯茎が下がっていても矯正治療はできる?|歯肉退縮と矯正のリスク・対処法
「歯茎が下がっているけど矯正して大丈夫?」
「矯正したらさらに歯茎が下がるのでは?」
このような不安をお持ちの方は非常に多くいらっしゃいます。
結論からいうと、歯茎が下がっている状態でも矯正治療は可能なケースがありますが、事前の診断と対策が非常に重要です。
歯茎が下がっている状態(歯肉退縮)とは?
歯茎が下がる状態は、専門的には「歯肉退縮」と呼ばれます。
主な原因は以下の通りです:
- 歯並びの乱れ(歯の位置異常)
- 強いブラッシング
- 歯ぎしり・食いしばり
- 加齢
- 歯周病(歯槽膿漏)
特に成人では、歯並びが悪い部分の歯茎が下がっているケースが多く見られます。
歯茎が下がったまま矯正するとどうなる?
歯肉退縮がある状態で矯正治療を行うと、以下のリスクがあります。
- 歯茎がさらに下がる
- 歯の根(歯根)が露出する
- 知覚過敏が悪化する
- 見た目が悪くなる
特に、すでに歯根が露出している場合は要注意です。
歯茎が下がっている場合の正しい治療の流れ
当院では、歯茎が下がっている方に対して、いきなり矯正治療を行うことはありません。
① 歯茎・歯周病の精密検査
まずは歯茎の状態や歯周病の有無を詳しく確認します。
② 必要に応じて歯茎の再生治療(歯肉移植など)
歯茎が大きく下がっている場合は、矯正前に歯茎を回復させる治療を行います。
③ 歯周病のコントロール
矯正中は歯周病が進行しやすいため、事前にしっかりと管理します。
短期間で改善したい場合は、**歯周内科治療(細菌コントロール)**も有効です。
④ 矯正治療の開始
歯茎の状態が安定してから、安全に矯正治療を進めます。
矯正治療前に「歯周病検査」が重要な理由
矯正治療中は装置の影響で、
- 歯磨きが難しくなる
- 細菌が増えやすくなる
ため、歯周病のリスクが大きく高まります。
そのため、
- 細菌検査
- 歯周ポケット検査
- レントゲン診断
などを事前に行うことが非常に重要です。
歯茎の再生治療(歯肉移植)の費用と注意点
歯茎の再生治療は、見た目や機能の改善に有効ですが、いくつか注意点があります。
費用
- 自費診療:1〜3本 約77,000円(税込)
リスク・デメリット
- 外科処置のため縫合が必要
- 術後に出血や腫れのリスク
- 強い刺激で傷口が開く可能性
- 必ずしも理想の位置まで回復するとは限らない
歯茎の回復量は、歯周病の進行度や骨の状態によって個人差があります。
「歯茎が下がっている=矯正できない」ではありません
重要なのは、
✔ 歯茎の状態を正確に診断すること
✔ 必要な前処置を行うこと
✔ 歯周病をしっかりコントロールすること
です。
適切な準備を行えば、歯茎が下がっていても安全に矯正治療を行うことが可能です。
矯正と歯周治療を一体で行うことが大切
一般的な矯正専門医院では、
- 歯並びの改善には強いが
- 歯茎や歯周病の管理は専門外
となる場合もあります。
そのため、矯正+歯周治療の両方に対応できる歯科医院を選ぶことが重要です。
無料カウンセリングのご案内
神田ふくしま歯科では、
歯茎が下がっている方の矯正治療について無料カウンセリングを行っています。
こんな方はぜひご相談ください:
- 歯茎が下がっているが矯正したい
- 矯正で歯茎が悪化しないか不安
- 歯周病と矯正を同時に治療したい
- 他院で矯正を断られた
まとめ|歯茎が下がっている方こそ事前診断が重要
歯茎が下がっている状態での矯正治療は、
- リスクを伴うが
- 適切な治療計画で安全に行える
という特徴があります。
「そのまま矯正する」のではなく、
「歯茎を守りながら矯正する」ことが重要です。
まずは一度、専門的な診断を受けてみてください。
あなたにとって最適な治療方法をご提案いたします。
無料カウンセリングお問い合わせ
神田ふくしま歯科
03-3251-3921
0120-25-1839
東京都千代田区神田鍛冶町3-2サンミビル6F(スターバックス上)
JR神田駅北口(モンダミン口)より徒歩1分
歯茎の再生治療は保険外診療となります。1〜3本の歯茎の再生治療7万7千円(税込)かかります。
また、歯茎の再生治療はリスクもあります。外科的な治療ですので、治療後に糸でしっかりと縫う必要があります。尖ったものが刺さってしまったりして歯茎が開くと出血してしまうリスクがあります。歯茎の再生治療は、歯周病の進行具合や感染の状況によって回復できる歯茎の位置が変わります。ご希望の位置まで歯茎が必ず回復する治療ではありません。症例数をなるべくたくさん掲載しておりますので、いろいろなケースをご覧ください。
歯茎が下がっている場合の矯正治療 FAQ
Q1. 歯茎が下がっていても、矯正治療はできますか?
A. 状態によっては可能ですが、そのまま矯正を始めるのは注意が必要です。
成人の方では、歯並びが悪い部分の歯茎がすでに下がり、歯の根が露出しているケースが少なくありません。
この状態で歯を動かすと、さらに歯茎が下がってしまうリスクが高くなるため、慎重な判断が必要です。
Q2. なぜ矯正治療の前に歯茎を回復させた方がよいのですか?
A. 歯茎が下がったまま矯正治療を行うと、歯を支える組織に大きな負担がかかり、
-
歯茎の退縮が進行する
-
歯の根の露出が悪化する
といったトラブルが起こりやすくなります。
そのため当院では、歯茎が下がっている方には、矯正治療の前に歯茎の再生治療を行うことをおすすめしています。
先に歯茎を健康な状態に整えることで、矯正治療中・治療後の歯茎トラブルを防ぎやすくなります。
Q3. 矯正治療前に、歯周病のチェックは必要ですか?
A. はい、必ず必要です。
矯正治療中は歯磨きが難しくなり、歯周病のリスクが高まります。
歯茎が下がっている方は特に、
-
歯周病菌の有無を調べる細菌検査
-
必要に応じて、短期間で歯周病菌を減らす歯周内科治療
を行うことをおすすめしています。
歯周病が進行した状態で矯正を行うと、せっかく歯並びを整えても、歯そのものを失ってしまう可能性があるため、事前のチェックと予防が非常に重要です。
歯茎の再生治療について(費用・注意点)
-
歯茎の再生治療は保険外診療です
-
1〜3本:77,000円(税込)
-
外科的処置のため、術後は縫合が必要
-
歯周病の進行度や感染状況により、回復できる歯茎の位置には個人差があります
-
ご希望の位置まで必ず回復する治療ではありません
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