歯茎が下がってしまった場合、歯周病の進行の程度を確認します。
歯周病が進行してしまって骨の吸収が多い場合は骨の再生をまずは行って、6か月ほど待ってから歯茎の再生治療を行います。
これは歯茎を支える骨がないと歯茎がいったん再生されてもまた元に戻ってしまう事が多いためです。
歯周病が進行して歯の周囲の骨がないケース

歯周病が進行して歯の周囲の骨が吸収してくると少し歯茎が下がってきます。お写真では、5ミリ程骨の周囲から骨が吸収して無くなっています。
歯周病の場合の歯茎の下がりは、骨の吸収した部分の再生治療を行う事で今後の歯茎の下がりを予防します。
歯周病で歯茎が下がってしまった場合は骨の再生治療を行ってもある程度歯茎が下がりますが、歯を残すためには重要な処置になります。
骨の再生治療に関しましては下記のリンクページに詳しい内容を記載させていただいております。クリックしてご覧ください。
骨の再生治療のページ
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~骨の再生治療の注意~
骨の再生治療は保険外診療となります。当院では骨の再生治療1回の処置で4~6本の骨の再生治療を行いますが、22万円(税込)かかります。
骨の再生治療は、完全に元の骨の状態に戻せるわけではありません。このケースのようにある程度骨の回復をさせたとしても、完全に歯の揺れが止まらない場合は、歯の揺れを止めるために連結固定をします。固定が必要があることが多いです。
骨の再生治療は外科処置となります。骨の再生治療後に炎症を起こしたりしないよう、外科治療前にしっかりと歯茎の炎症を取ることが必要になります。
本日のブログまとめ
歯周病で歯を支える骨がなくなる理由とは?
歯周病は単なる歯茎の炎症ではありません。歯周病が進行すると、歯を支える重要な骨(歯槽骨)が吸収され、最悪の場合、歯を失ってしまうこともあります。
なぜ歯周病で骨がなくなるのか?
歯周病が起こると、歯茎の炎症が進行し、歯と歯茎の間に深い歯周ポケットが形成されます。この歯周ポケット内に細菌が増殖すると、体の免疫反応が過剰に働き、歯の周囲の骨が徐々に溶けて吸収されてしまいます。初期段階では自覚症状が少なく気づきにくいため、定期的な歯科検診で早期発見することが非常に重要です。
歯槽骨が吸収されることで起きる問題
歯槽骨が減少すると、歯がぐらついたり、歯茎が下がって歯が長く見えるようになります。また、骨が吸収されることで歯の周囲のサポートが弱まり、歯が動いたり、最終的には抜けてしまうこともあります。
骨の再生治療という選択肢
近年、歯周病により失われた骨を再生させる治療法が進歩しています。骨再生治療を適切な時期に行うことで、歯を支える骨の量を回復させ、歯の寿命を延ばすことが可能です。ただし、骨が完全になくなってしまった部位には再生が困難な場合もあるため、早期治療が重要です。
歯を失わないためのポイント
歯周病から歯を守るためには、まずは毎日の適切な歯磨きが基本です。また、定期的な歯科医院でのクリーニングや検診で早期発見・早期治療を心掛けることが大切です。
「歯茎が腫れる」「歯がぐらつく」「歯磨き時に出血する」といった症状があれば、放置せず早めに相談しましょう。早期の治療があなたの歯を守ります。
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FAQ:歯周病で骨がなくなった場合の治療方法(骨再生・歯茎再生)
Q1. 歯周病が進行すると、なぜ歯の周囲の骨がなくなるのですか?
歯周病は、単なる歯茎の炎症ではありません。
進行すると 歯を支える骨(歯槽骨)が徐々に吸収されていく病気です。
骨が失われる仕組み:
-
歯周病菌が歯周ポケットで増殖
-
体の免疫反応が過剰に働き、炎症が慢性化
-
結果として歯の周囲の骨が溶けてしまう
骨が減ると以下のような症状が現れます:
-
歯茎が下がる
-
歯が長く見える
-
歯がぐらつく
-
最終的に歯が抜けてしまう
自覚症状が少ないため、定期検診で早期発見することがとても重要です。
Q2. 歯周病で骨がなくなった場合、どのように治療しますか?
骨が大きく吸収している場合は、
すぐに歯茎再生治療を行うことはできません。
以下のステップで治療を進めます。
① まず骨の再生治療を行う
-
骨の吸収量が大きい場合、
歯茎を支える骨が回復しないと、歯茎再生は定着しません。 -
骨再生後、約6ヶ月の安定期間を設けます。
治療例では、約5mmの骨が吸収しており、
まず骨再生を行うことで歯がさらに揺れるのを防ぎます。
② 骨が安定してから歯茎の再生治療へ
-
骨が回復した後、歯茎再生を行うことで
歯茎の退縮を抑え、見た目と機能の改善が期待できます。
Q3. 骨再生治療の費用や注意点、リスクはありますか?
はい、骨再生治療は保険外診療であり、注意点があります。
<費用(保険外診療)>
-
骨の再生治療:1回 220,000円(税込)
(4〜6本分の骨再生を同時に行うケースが多い)
※歯茎再生治療は別途:1〜3本 77,000円(税込)
<治療の注意点>
-
骨再生は 完全に元の状態に戻るわけではありません。
-
骨の量が不十分な場合、歯の揺れが残ることがあり、
歯を連結固定して安定させる必要がある場合があります。
<リスク・副作用>
-
外科処置に伴う腫れ・痛み・出血
-
治療後に炎症が起きないよう、
術前に歯茎の炎症を徹底的に取り除く必要あり -
感染の状況により、十分に骨が回復しないこともある
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