歯周病ブログ 歯間ブラシは歯茎を傷付けないように注意が必要

歯周外科後に歯と歯の間にものが挟まったからと言って歯間ブラシをしないようにしてください。歯間ブラシで歯茎を押してしまうと、歯茎が下がってしまいます。

通常の歯周病では歯間ブラシを使用していただきますが、歯周外科後は1~2か月ほど歯間ブラシをしないようにしてください。

しばらくはうがいだけにしていただいて、お掃除は歯科医院にお越しになってください。

 

歯周病の歯ブラシのページ

 

歯周病の方や、歯茎が下がりやすい方は特に歯ブラシ・歯間ブラシの選択が重要になります。歯茎を傷つけずにしっかりと歯ブラシをする事が必要になります。ただ、注意して頂きたいのは、歯茎から出血するのは、歯茎を傷つけたのではなく歯ブラシが不十分であった可能性が高いと言う事です。歯茎からの出血の多くは上手く磨けていないとお考えください。

 

お問い合わせ

神田ふくしま歯科

東京都千代田区神田鍛冶町3−2−6F

03−3251−3921


~歯茎の再生治療の注意~

 

お写真を見ていただいてわかるように回復した歯茎が剥がれてしまっているということはありません。しっかりと厚くて丈夫な歯茎が出来上がってきています。

 

 

歯茎の再生治療は保険外診療となります。当院では、歯茎の再生治療1~3本で7万7千円(税込み)かかります。また、術後は歯ブラシができないため、病院で消毒・クリーニングを行います。消毒も保険外となりますので、1回の消毒・クリーニングに¥5,500(税込)の費用がかかります。

 

 

歯茎が下がって歯の根っ子が露出しています。このケースのように歯茎の炎症がなく、歯と歯の間の骨が吸収していないケースに関しては、露出した歯の根っこを覆えることが報告されています。

 

 

n  歯茎の再生治療のリスクと対策

歯茎の再生治療は外科的な治療ですので、治療後に糸でしっかりと縫う必要があります。尖ったものが刺さってしまったりして歯茎が開くと出血してしまうリスクがあります。また、術後に腫れや痛みが出ることがあります。そのため、当院では、出血予防止血対策にに止血用マウスピースをお渡ししております。また、術後の注意を守っていただいております。

 

歯茎の再生治療は、歯周病の進行具合や感染の状況によって回復できる歯茎の位置が変わります。ご希望の位置まで歯茎が必ず回復する治療ではありません。当院では、審美的な回復のための方法も行っておりますので併せて紹介しております。

本日のブログまとめ

歯周外科治療後は、歯茎が特にデリケートな状態になっています。そのため、治療直後に歯と歯の間に食べ物などが詰まってしまったとしても、決して歯間ブラシを使って無理に取り除こうとはしないでください。

 

普段の歯周病ケアでは歯間ブラシの使用が効果的ですが、歯周外科手術の後は歯茎がまだ十分に回復していないため、歯間ブラシを使って歯茎を強く押してしまうと、歯茎が下がってしまうリスクがあります。

 

処置後、特に1~2か月ほどの期間は歯間ブラシの使用を控えるようにしてください。この期間は自宅でのケアとしては、軽くうがいをするだけにとどめ、歯の汚れなどが気になる場合は無理にご自身で取ろうとせず、歯科医院で専門的なクリーニングを受けるようにしましょう。

 

 

神田ふくしま歯科では、歯周病の治療後の注意点や日常のケア方法について、経験豊富なドクターが無料カウンセリングを行っています。歯周外科治療後のケア方法などでご不安なことがございましたら、お気軽にご相談ください。

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