矯正と歯周病の関係

成人の方は、矯正中に歯周病が進行してしまうことがあります。

 

歯ブラシの状態が悪いと、矯正中の歯茎の隙間に菌が入り込み急速に歯周病が進行してしまうこともあります。歯を抜かなくてはいけなくなることもあります。

 

矯正中の歯のお手入れは通常の4倍の時間をかけるなど、特に気をつけておこなうことをおすすめします。

 

歯茎が下がりやすい方にはあらかじめ矯正前に歯茎の再生治療のお話をさせて頂くこともあります。

成人の矯正治療をされている方は特に注意が必要です。

成人の方は歯周病の抵抗力が年々低くなりますので,歯周病に対する注意が必要になります。矯正中は磨きにくいため、定期的にクリーニングが必要になる場合もあります。

 

矯正治療中は、クリーニングなども保険が利かない治療になります。そのため、クリーニングの必要が大きくないと料金の負担を考えて細かいクリーニングを行わない医院も多いのではないでしょうか?磨けていないとお考えの方は積極的に保険外でもクリーニングを希望された方が良いと思います。おそらく数千円かと思います。


矯正と歯周病の関係

~歯並びを整える前に、歯茎の健康を守ることが大切です~


Q1:矯正中に歯周病が進行することはありますか?

A1:はい。成人矯正では特に注意が必要です。
矯正中はブラケットやワイヤーがあるため、どうしても歯磨きが難しくなります。
その結果、歯と歯茎の間に汚れや細菌が残りやすく、歯周病が急速に進行することがあります。

歯周病が進むと、

  • 歯茎が腫れる・出血する

  • 歯が揺れる

  • 最悪の場合、歯を抜かなければならない
    といったリスクも。

特に成人矯正では、歯周病の抵抗力が年齢とともに低下しているため、若年者よりも注意が必要です。


Q2:矯正中に歯周病を防ぐにはどうすればいいですか?

A2:通常の4倍の時間をかけて丁寧な歯磨きを行うことが重要です。
矯正中のケアのポイントは次のとおりです。

  • 1本ずつ丁寧に磨く意識を持つ(通常より時間をかける)

  • フロス・歯間ブラシ・矯正用ブラシを使い分ける

  • 定期的な歯科医院でのクリーニングを受ける

装置の周りは歯垢(プラーク)が溜まりやすく、
「少しサボっただけ」で歯茎が腫れたり下がることがあります。
セルフケアとプロフェッショナルケアの両立が大切です。


Q3:歯茎が下がりやすい人はどうすればいいですか?

A3:矯正前に「歯茎の再生治療」を検討するのがおすすめです。
歯茎が薄い方は、矯正によって歯が移動する際に歯茎が下がりやすくなります。
そのため、神田ふくしま歯科では、矯正前に歯茎の厚みを増やす再生治療をご提案することがあります。

歯茎を丈夫にしてから矯正を始めることで、

  • 治療後の見た目が自然

  • 知覚過敏や歯根露出のリスクを軽減

  • 将来的な歯茎下がりを予防
    といったメリットがあります。


Q4:矯正中のクリーニングは保険でできますか?

A4:矯正中は原則として保険外診療となります。
矯正装置がついている場合、保険のクリーニング対象外になることが多いため、
医院によっては定期的な細かいクリーニングを行わないケースもあります。

しかし、汚れを放置すると歯周病が進行するリスクが高まるため、保険外でも定期的に受けることを強くおすすめします。
費用は医院によりますが、1回数千円程度が目安です。


Q5:矯正治療中に歯茎が下がったり黒ずんだ場合、治せますか?

A5:はい。歯茎の再生治療で回復できるケースがあります。
矯正中や矯正後に歯茎が下がってしまった場合、
再生治療を行うことで歯茎の厚みを増し、見た目や知覚過敏を改善できます。

当院では、歯周病治療と矯正治療を一貫して行い、
歯と歯茎の両面から健康的で美しい口元をサポートしています。


Q6:矯正と歯周病治療を同時に進めることはできますか?

A6:状態により可能です。
軽度の歯周病であれば、並行して矯正を行うケースもあります。
しかし、中等度以上の歯周病がある場合は、先に歯周病をしっかり治してから矯正を始めることをおすすめします。

当院では、

  • 歯周病専門医による治療

  • CT・顕微鏡による精密診断

  • 再発防止のためのメンテナンス指導
    を行い、矯正中も安心して通える環境を整えています。


📍 神田ふくしま歯科
〒101-0044 東京都千代田区神田鍛冶町3-2-6 スターバックス上 6F
📞 フリーダイヤル:0120-25-1839
📞 代表電話:03-3251-3921
🚉 JR神田駅 北口(モンダミン口)より徒歩1分・東京駅の隣駅


💡 神田ふくしま歯科の特徴

 

  • 歯周病専門医と矯正担当医が連携

  • 矯正前後の歯茎再生治療に対応

  • 定期クリーニング・ブラッシング指導で再発予防

  • 成人矯正・審美矯正にも対応

メモ: * は入力必須項目です


あなたは、矯正治療後に歯茎が下がってしまった場合どうしますか?

矯正治療で歯並びを改善することは、良いことだと思います。

 

ただ、気をつけないと歯茎が下がってしまうことがあります。本人が気づかないこともありますが、歯茎が下がってしまうということは歯周病が進行したのと同じで歯の周囲の骨や支持組織が吸収してしまいます。

 

つまり、歯茎の下がってしまうことは、単に見た目の問題ではなく歯の寿命に関わってしまいます。だんだんと歯の周囲の組織がなくなってくると歯を支えられなくなってくるためです。また、歯茎が下がると、柔らかい歯茎が歯の周囲を覆うようになり、炎症が起こしやすくなります。

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歯周病の進行と歯並びについての問題とは

歯周病が進行中?歯並びに変化を感じたら要注意!

 

「最近、歯並びが悪くなってきた気がする…」そんな風に感じている方、実はそれ、歯周病が進行しているサインかもしれません。

 

特に奥歯周辺で歯茎が弱くなると、歯を支える骨が少なくなり、歯が動きやすくなります。これが原因で歯並びが乱れて見えることがあります。そのまま放置してしまうと、歯並びの乱れだけでなく、歯周病がさらに進行し、大切な歯を失うリスクも増えてしまいます。

 

「でも、自然に治るんじゃないの?」と思う方もいるかもしれませんが、残念ながら歯並びが自然に治ることはありません。逆に、時間が経つほど歯周病が進み、治療が複雑になる可能性があります。

 

心当たりのある方は、まず歯周病の検査を受けてみてください。歯周病の進行を食い止め、適切な治療を行うことで、歯並びの悪化やさらなる問題を防ぐことができます。早めのアクションで、健康な歯と美しい笑顔を守りましょう!

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歯周病Blog 歯周病治療の期間

歯周病治療は、1日で終わると思われている方がいらっしゃいます。

 

軽度の歯周病は1日で治るかもしれませんが、中程度から重度の歯周病は歯茎の回復期間も考えなくてはいけませんので、最低でも数か月はかかります。

 

よく勘違いされてしまうのですが、歯石を取って出血がしなくなったから完治したと思われる方が非常に多くいらっしゃいます。

 

覚えておいていただきたいのは、歯茎の腫れがなくなったからといって、歯周病がなくなったわけではないということです。

 

しっかりと歯茎の内部の歯石をきれいに取り除き、骨の再生が起きたり、歯茎と歯の結合がしっかりと回復してやっと歯周病が治癒したという状態になります。

 

歯周病治療は期間のかかる治療です。

 

重度の歯周病の場合治療期間は1年から2年程かかることが多いです。また、歯周病の方は治療後のメンテナンスを頻繁に通うことが必要です。3ヶ月に1度はメンテナンスに通う必要のあることが多いです。

 

歯周病で骨が無くなってしまった場合、再生治療を行いますが、治療の経過を1年はあけて観察します。その間1ヶ月に1度ほど来院される必要がある場合が多いです。

 

歯茎が下がった場合の歯ぐきの再生治療の場合は、処置をして、消毒が終わった後、通常1ヶ月の経過を確認した後は間隔を2〜3ヶ月空けてチェックにお越しいただくようにしております.

 

歯周病のチェックには位相差顕微鏡を使用して歯周病菌の繁殖状況を確認する事も可能です.

 

歯周病治療の期間

 

お問い合わせ

神田ふくしま歯科

東京都千代田区神田鍛冶町3−2−6F スターバックス上

03−3251−3921

0120−25−1832

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矯正治療をされる方は歯周病の予防が必要です.

矯正治療中は歯ブラシが通常以上に困難になります。矯正治療中に歯茎が腫れてしまったり、歯周病が進行してしまう原因になります。

 

歯茎が炎症を起こすと矯正治療中に歯茎が下がってしまう原因にもなります。

 

矯正治療を始められる前にしっかりと歯ブラシの練習と、歯茎がすでに腫れてしまっている方は病院で歯石とりやクリーニングをして、矯正治療まえに歯茎が引き締まった状態にしておくことが大切です。

 

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歯茎の炎症がレーザー照射で治りが早くなる場合があります。

歯医者さんにはまだ腫れているからしっかりと磨いてください。と何度も言われてしっかりと磨いているのに、歯茎の腫れが治らないという方へ。

 

なかなか治らない歯茎の腫れは、歯ブラシを頑張っても治らない場合もあります。

 

細菌の状態を確認して問題ない場合は、レーザーを照射することで歯茎の腫れが比較的短期間に治る場合があります。

 

レーザー治療は保険外診療となります。1回5千5百円(税込)となります。

 

詳しくは歯茎の腫れのページをご覧ください。

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