矯正と歯周病の関係

成人の方は、矯正中に歯周病が進行してしまうことがあります。

 

歯ブラシの状態が悪いと、矯正中の歯茎の隙間に菌が入り込み急速に歯周病が進行してしまうこともあります。歯を抜かなくてはいけなくなることもあります。

 

矯正中の歯のお手入れは通常の4倍の時間をかけるなど、特に気をつけておこなうことをおすすめします。

 

歯茎が下がりやすい方にはあらかじめ矯正前に歯茎の再生治療のお話をさせて頂くこともあります。

成人の矯正治療をされている方は特に注意が必要です。

成人の方は歯周病の抵抗力が年々低くなりますので,歯周病に対する注意が必要になります。矯正中は磨きにくいため、定期的にクリーニングが必要になる場合もあります。

 

矯正治療中は、クリーニングなども保険が利かない治療になります。そのため、クリーニングの必要が大きくないと料金の負担を考えて細かいクリーニングを行わない医院も多いのではないでしょうか?磨けていないとお考えの方は積極的に保険外でもクリーニングを希望された方が良いと思います。おそらく数千円かと思います。


矯正治療をされる方は歯周病の予防が必要です.

矯正治療中は歯ブラシが通常以上に困難になります。矯正治療中に歯茎が腫れてしまったり、歯周病が進行してしまう原因になります。

 

歯茎が炎症を起こすと矯正治療中に歯茎が下がってしまう原因にもなります。

 

矯正治療を始められる前にしっかりと歯ブラシの練習と、歯茎がすでに腫れてしまっている方は病院で歯石とりやクリーニングをして、矯正治療まえに歯茎が引き締まった状態にしておくことが大切です。

 

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歯茎の炎症がレーザー照射で治りが早くなる場合があります。

歯医者さんにはまだ腫れているからしっかりと磨いてください。と何度も言われてしっかりと磨いているのに、歯茎の腫れが治らないという方へ。

 

なかなか治らない歯茎の腫れは、歯ブラシを頑張っても治らない場合もあります。

 

細菌の状態を確認して問題ない場合は、レーザーを照射することで歯茎の腫れが比較的短期間に治る場合があります。

 

レーザー治療は保険外診療となります。1回5千5百円(税込)となります。

 

詳しくは歯茎の腫れのページをご覧ください。

歯周病 ブログ 口臭の原因

歯槽膿漏は歯周病が進行した時に炎症で歯茎の中から膿が出ることです。


歯槽膿漏になってしまったら、歯茎の中に細菌が繁殖して、歯石やバイオフィルムと言って歯ブラシでは取り除けない膜をつくっていますので、これをしっかりと歯医者に行ってクリーニングで取り除く必要があります。


完全に取り除かないと一時的に腫れが引いたり膿が落ち着いてもまた再発します。

 

また、強い口臭の原因となります。

 

歯周病菌がたんぱく質を分解するときにメチルメルカプタンという有毒ガスを発生させますが、このガスが口臭の原因となります。

魚の血なまぐさいにおいといわれたりしています。

 

口臭は自分ではわからない場合が多いので、なかなか見つかりません。定期健診などで歯槽膿漏と言われたらしっかりと治療した方が良いでしょう。


また、歯槽膿漏のにおいがしてしまったら、重度な歯周病の可能性があります。

すぐに歯周病の確認をしたほうがいいでしょう。

 

歯槽膿漏のページ

 

お問い合わせ

神田ふくしま歯科

東京都千代田区神田鍛冶町3−2−6F スターバックス上

0120−25−1839

矯正治療で歯茎が下がる場合の治療

矯正治療をされる方は、CTにて顎の骨の確認をする必要がある場合が有ります。

 

歯の周囲の顎の骨がない場合は、歯茎が下がりやすくなるため、歯を抜かずに矯正治療をする場合や、歯並びを広げる場合に歯茎が下がりやすくなりますので、あらかじめ確認する必要があります。

 

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あなたは、矯正治療後に歯茎が下がってしまった場合どうしますか?

矯正治療で歯並びを改善することは、良いことだと思います。

 

ただ、気をつけないと歯茎が下がってしまうことがあります。本人が気づかないこともありますが、歯茎が下がってしまうということは歯周病が進行したのと同じで歯の周囲の骨や支持組織が吸収してしまいます。

 

つまり、歯茎の下がってしまうことは、単に見た目の問題ではなく歯の寿命に関わってしまいます。だんだんと歯の周囲の組織がなくなってくると歯を支えられなくなってくるためです。また、歯茎が下がると、柔らかい歯茎が歯の周囲を覆うようになり、炎症が起こしやすくなります。

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